お灸のつぼ

お灸とお仕置きwww

「お灸をすえる」という言葉がお仕置きと同じ意味で使われるようになったのは何故でしょうか。
お灸は本来体調を改善するためにやる治療です。
お灸用のもぐさを子供を懲らしめるために使うのでしょうか。

 

 

実際に昔はその言葉通りのお灸をすえられた人も多かったようです。
そこには親の愛情などなかったのでしょう。
しかし、昔はどこの親もそうでしたよ。

 

 

もちろん、痕が残るようなお灸をすえられた子供はとてもかわいそうですよね。
そのような時代だったと簡単に片付けられることではないでしょう。
しかし、現代におけるお仕置きは昔よりも陰湿になっていると思います。

 

 

そこにお灸が出てくることはほとんど意味がありません。
そして、鍼灸師はそのような言葉の使われ方に非常に迷惑していることでしょう。
お灸のイメージを変えなければ、多くの人のお灸の効能を納得してもらうことは難しいのかもしれません。

 

 

イメージとして敬遠している人がほとんどだからです。
もちろん、お灸のやり方によってはやけどで痕が残ることもあるでしょう。
しかし、お灸によって体質改善を図ろうとしている人がいることも事実です。

 

 

お仕置き=お灸と短絡的に考えてほしくないのです。
子供の時には自分ではどうしようもない大人の力を感じたことでしょう。
それがどのような理由であれ、虐待に変わりはないのです。

 

 

人の心が残酷な一面を持っていることは事実です。
そして、そのことから目を背けてはだめなのです。

 

 

お灸はつぼを温めることによって、体調を整えることです。
決して、熱いことや痛いことをするわけではないのです。