お灸のつぼ

お灸と肩こり

肩こりで悩んでいる人は多いらしいです。
特に現代人はパソコンなどのやりすぎの人が多いからかも知れません。
長時間不自然な体勢でいれば誰でも肩がこってきますよね。

 

 

そんな時にはお灸が効果的だといわれています。
どのようにすればよいのでしょうか。
お灸とはつぼを熱によって刺激することで、体調を整えることです。

 

 

つまり、つぼを知っておけば肩こりに限らずいろいろなことに効果があるのです。
さて、肩こりに効くつぼですが、肩井(けんせい)は乳頭の位置から上に上がって肩の上縁でコリを感じるところです。
つぼの位置は手で確認するしかありませんが、何度もやることでだんだんとわかってきます。

 

 

それから曲池(きょくち)は手のひらを上にした状態で親指の延長線と肘の曲がった部分の交わったところです。
そして足三里(あしさんり)は膝頭の外側のくぼみから下に指4本分下がったところです。
脛の縁になります。

 

 

これらのつぼにお灸をすえることで肩こりが解消するのです。
もちろん、紹介したつぼ以外にも肩こり改善の効果が期待できるつぼはあります。
つぼのことを知ると自分の体のことを知ることになります。

 

 

そしてお灸で肩こりが治ると、なんだかうれしくなりませんか。
人の体の不思議を知ってしまったような気分です。
もちろん、肩こりが解消されたことによる気持ちのよさがありますね。

 

 

東洋医学の長い歴史の中でつぼは研究されてきたのです。
先人の知恵を活用しないのはもったいない話です。